勤労感謝の日
本日11/23は勤労感謝の日です。
勤労をたつとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう。
国民の祝日に関する法律 第二条
ということで、勤労に対し、互いに感謝する日です。
ありがとう、伝えてますか
感謝。とても大切なことです。人から良くしてもらったとき、素直に「ありがとう」と言える人は素敵ですよね。
ところで、日頃どれだけ「ありがとう」と言葉にして伝えているでしょうか。出会って間もない頃は自然と「ありがとう」と言えるのに、家族や親友などつきあいが長くなるにつれ、気恥ずかしくなってしまう人も多いようです。
また、毎日のことで当たり前になってしまうと「ありがとう」を伝え忘れてしまうようです。毎日ご飯を作ってくれ、掃除や洗濯までしてくれていた親。当然のことになって感謝の思いを忘れてしまいがちです。
「ありがとう」
日頃なかなか言えない「ありがとう」、勤労感謝の日でもある本日、ぜひ「ありがとう」を伝えてみてはいかがでしょう。直接会えない人には手紙やメール、電話で伝える方法もあります。
そして「ありがとう」を受け取った人は「こちらこそありがとう」と、ありがとうの輪ができると良い祝日になりそうです。
新嘗祭?
ところで、”勤労をたつとび”はいいとして、”生産を祝い”とはどういうことでしょうか。調べてみると、11/23は勤労感謝の日ですが、元々は新嘗祭(にいなめさい)という祭典が行なわれていたようです。
新嘗祭は「しんじょうさい」ともいい、「新」は新穀を「嘗」は奉ること意味し、収穫された新穀を神に奉り、その恵みに感謝し、国家安泰、国民の繁栄をお祈りします。
日本書紀にも記録が残っていて、1400年も前から続く祭典です。今も毎年11/23の夕方から翌日未明まで行なわれているようです。
自然の恵みに感謝
今年は台風で野菜が高騰し、大きなニュースとなっています。昔は農耕中心でしたから、今日以上に台風などの被害は死活問題だったはずです。そう考えると”生産を祝い”、感謝を捧げる新嘗祭というのもよくわかります。
「勤労感謝の日」と名前は変わりましたが、勤労に感謝するだけでなく、自然の恵みに感謝する思いも忘れずに。そんな思いが込められているのではないでしょうか。
勤労をたつとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう。
国民の祝日に関する法律 第二条
お世話になっている方、家族、職場の方、そして自然の恵みに、感謝をつたえる一日になりますように。
最後までお読みくださり、
「ありがとうございます」