地域医療制度改革にCommunity doctorを導入【2017準グランプリ】

 

 地域医療制度改革

 

「政策立案コンテスト2017」では東大CARP男性チームが準グランプリに輝きました。

地域間の医療格差を、Community doctorの導入によって解決する政策案です。

発表の様子は動画をご覧ください。

以下、発表内容を簡単に紹介していきます。

(コンテストの様子は以下の記事をご覧ください。)

結果発表【政策立案コンテスト2017】

 

 

 

①現代の医療の問題点

現代医療の問題点として二つの課題を取り上げます。

  1. 都市と地方での医療格差
  2. 軽症患者の大病院受診

 

 

 

②都市と地方の医療格差

都市と地方の医療格差について、千葉県の例を見てみます。

比べるのは人口10万人当りのお医者さんの数です。

全国平均が226.5人なのに対し、千葉県は172.7人。

千葉市は256.8人なのに対し、山武長生夷隅(さんむちょうせいいすみ)地域は100人。

市町村別に見ると2倍以上の格差があることが分かります。

医者の少ない地域では救急車のたらい回しなど、様々な問題に発展しています。

 

 

 

 

③医療格差の原因

このような医療格差、原因はどこにあるのでしょうか。

それは、現在の医療制度にありました。

開業医や研修医は働く場所や専門を自分で選ぶことが出来ます。

結果的に医療の行ないやすい都市に集中し、専門は裁判などのリスクがある小児科・産婦人科を避ける傾向にあります。

 

 

 

④軽症患者の大病院受診

また、軽症患者の大病院受診という問題もあります。

これは、軽症患者が病院を受診する際、患者が自由に病院を選択できることが原因になっています。

誰に相談したら良いのか分からず、ひとまず総合病院などの大病院を受診する、そのような患者が多いのです。

現状では大病院を受診する外来の3人に1人は軽病患者が占めています。

 

 

 

⑤Community doctorを提案

そこで、この政策では「Community doctor」導入による医療制度改革を提案します。

Community doctorは地域に配置された公務員で、総合診療医です。

患者は最初にCommunity doctorを受診し、必要に応じて大病院などの専門機関を紹介してもらうという流れを作ります。

これにより、地域間の医療格差を軽減することと、大病院への患者の集中を緩和するという二つの効果が期待できます。

 

 

 

⑥Community doctorの3つの特徴

Community doctorには3つの特徴があります。

  1. 医療診断の仲介所~頼りにされるお医者さん~
  2. 地域・家庭ごとの予防医療~東洋医療と西洋医療の和合~
  3. 専門医と総合医の連携~新しい医療体系~

 

 

 

⑦総合医として心身共のケア

Community doctorは総合医として地域に密着した医療を提供します。

心身両面にわたるケアにより、患者一人一人に寄り添った医療を提供することが出来ます。

 

 

 

⑧地域に根ざすからできる予防医療

医療には東洋と西洋の二種類があります。

東洋医療|原因療法|予防する

西洋医療|対症療法|症状を抑える

Community doctorは地域、家庭に密着しているからこそ、予防治療を施すことが可能です。

 

 

 

⑨専門医と総合医の連携

また、総合医による的確な専門医の紹介が行なわれるようになると、専門医が活躍する場面も増えます。

専門医同士の架け橋となることが出来れば、新しい医療が誕生する可能性もあります。

 

このように、Community doctorの導入によって様々な医療制度改革が行なわれていくことが期待されます。

 

 

※プレゼン資料は以下を参照してください。

 


グランプリ受賞政策紹介記事

道徳教育にマインドフルネスを導入【2017グランプリ】

 

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