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社会貢献としての「節電」

time 2017/09/06

社会貢献としての「節電」

科学的特性マップとは?

このマップが何を現わしているかわかりますか?

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これは今年7月に経済産業省が公表した「科学的特性マップ」と言われるものです。

 

先日のNHK番組「ニュース深読み」でも取り上げられていたのですが、原子力発電に伴って発生する「高レベル放射性廃棄物」を地層処理(地下に埋めて処分)する場所を選定する際に、その場所がどの程度、地層処理に適しているのかを色分けして示したマップです。

詳細は資源エネルギー庁HPをご覧ください。

「科学的特性マップ」は、地層処分を行う場所を選ぶ際にどのような科学的特性を考慮する必要があるのか、それらは日本全国にどのように分布しているか、といったことを分かりやすく示すものです。

科学的特性マップ公表用サイト|放射性廃棄物について|原子力政策について|資源エネルギー庁 , http://www.enecho.meti.go.jp/category/electricity_and_gas/nuclear/rw/kagakutekitokuseimap/

先月、国は原子力発電所から出る高レベル放射性廃棄物、(=「核のごみ」)の処分場の選定に向けて、科学的に候補地となりうる可能性がある地域を示した初めての全国地図を公表。

誰がどこで引き受ける? どうする”核のゴミ”処分 – 放送内容まるわかり! – NHK 週刊 ニュース深読み , http://www.nhk.or.jp/fukayomi/maru/2017/170826.html

つまり、科学的特性マップを見ると、どこが高レベル放射性廃棄物を地層処理する候補地になりうるかがわかるということです。

皆さんの住んでいる地域はいかがでしょうか?

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原子力発電のリスク

さて、我々は近年、産業の発達に伴い便利で豊かな暮らしを手に入れることができました。このような生活を維持していくためには多くの電力が必要となり、今や原子力発電は我々の生活にとって欠かせないものとなっています。

日本で原子力発電が開始されて50年以上が経過していますが、増え続ける核廃棄物の処分が追い付かず、大きな問題とされています。冒頭の「科学的特性マップ」も、政府が「高レベル放射性廃棄物」の受け入れ先を募るために公表したそうですが、今のところ受け入れを表明する自治体は出てきていないようです。

「高レベル放射性廃棄物」の放射能レベルが十分低くなるまでには数万年以上かかるそうですので、仮に地下に埋めたとしても、数万年後にどうなっているかは誰にもわかりません。

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原子力発電の課題は核廃棄物だけでなく、被災した場合やテロなどによって攻撃された場合などのリスクも考えられます。

私たちは普段当たり前のように電気を使用していますが、発電に伴って大きなリスクを負っているということも忘れてはいけません。

 

社会貢献としての節電

今後、科学技術が発達すれば核廃棄物の問題が解決されたり、新たなエネルギーが開発されたりするでしょう。

しかし、政府や技術開発者だけに頼るのではなく、電気を使用する私たち一人ひとりも無駄な電気を使用しないように心がけることが大切ではないかと思います。

2011年に東日本大震災が発生した直後は、電力不足等の状況もあり、国民全体の節電意識が急速に高まりました。しかし、みずほ情報総研株式会社の調査によると、そのような節電意識も月日が経つに従って徐々に薄れてきているようです。

社会の節電ムードへの意識

「震災から数年たち、世間の意識が薄れつつある」と答えている割合は77%であり、4人に3人が節電ムードが希薄化していると感じていることがわかった。

みずほ情報総研 : 節電に対する生活者の行動・意識に関する調査 , https://www.mizuho-ir.co.jp/publication/report/2015/setsuden0309.html

家計節約のために節電をする方はいらっしゃると思いますが、私たちが暮らす地球の環境を守る“社会貢献としての節電”というのも、考えてみてはいかがでしょうか。

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ちょっと節電したくらいで大した影響はないだろうと思われるかもしれませんが、2011年に経済産業省が発表したエネルギー白書から算出すると、日本の電力消費の約29%が家庭での消費であり、約34%がオフィスなどの業務による消費になります。

ですから、家庭や職場における電気の浪費も、あながち見過ごすことはできないと思います。

 

Think globally, act locally

ただ、影響の大小にかかわらず、より良い社会環境を目指し社会全体のために行動していくことにはとても大きな意味があると思います。

小さなことであったとしても、一人一人のその心掛けが、一歩一歩の積み重ねが、社会の問題を解決し、社会をよりよく変えていく第一歩になるのではないかと信じています。

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ぜひ、若者の皆様には「Think globally, act locally」の精神で、社会問題を自分のこととして捉え、解決していくリーダーになっていってほしいと思います。

(総務担当H)

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