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スマブラ的コミュニケーションのすすめ

time 2017/09/03

スマブラ的コミュニケーションのすすめ

スマブラ × コミュニケーション?

私が小学校高学年の時に衝撃のゲームが登場しました。

nintendo_smash_brothers_64

(C):1999 NINTENDO/HAL laboratory,inc. Character(C): NINTENDO/HAL laboratory,inc./Creatures.inc./GAME FREAK.inc.

タイトルは「大乱闘スマッシュブラザーズ」。任天堂の看板を背負った有名キャラクターが勢ぞろいして戦うという異色のジャンルでした。

当時、他のジャンルがコラボするような発想はあまりなく、とても斬新だったことを覚えています。シリーズ自体は人気があるのでご存知の方も多いのではないでしょうか?

で、何故この話から始まったのかということですが、スマブラからはコミュニケーションについて学べることが多いと感じたからです。

 

コミュニケーションは難しい?

さて、コミュニケーションって難しくないでしょうか?私はとても難しいと思っています。

worry_about

全然わかってもらえない、うまく伝わらないと感じたことありませんか?誤解されて傷つくことも、誤解してしまい後で気が付いて後悔することも、誰しもが通過する経験ではないでしょうか。

その難しさの原因の一つは、周りの人との価値観の違いだと考えられます。

 

価値観と固定観念は紙一重

人間は自分が育っていく中で形成された価値観を物差しとして様々な価値判断をします。

その自分の認識が「ふつう」であり「当たり前」さらには「こうあるべきもの」として年齢を重ねるほどに固まっていきます。

そうなると、自分の物差しで測れない対象が表れたときにあまりよくない反応が起きてしまうというわけです。

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例えば、嘘を吐いてはいけないと小さい頃から教えられて、それが身についている人がいたとします。

その人がある日、何かといつも嘘を吐いて誤魔化す人と接したら、「何だこの人」と嫌悪感を抱くかもしれません。

自分の物差しで測った場合には完全に「良くない人」です。こんなことは日常の中でいくらでも起きていませんか?

 

ポケモンの世界観

スマブラがすごいのはそこを完全に超えている点です。

例えばスマブラに登場するポケットモンスターの人気キャラクターであるピカチュウの視点で考えてみます。

nintendo_smash_brothers_64_pikachu

(C):1999 NINTENDO/HAL laboratory,inc. Character(C): NINTENDO/HAL laboratory,inc./Creatures.inc./GAME FREAK.inc.

ピカチュウが今まで経験してきたポケモンの世界観でいうと、人間と戦ったことはまずないはずであり、人間と戦うこと自体が一種のタブーのような状況です。それがピカチュウの「当たり前」です。

しかしスマブラに参戦するにおいて、その「当たり前」を壊さないといけなくなったわけです。何しろマリオやリンクと戦うわけですから。

ピカチュウが偉いのは、自分にとっては「ありえない」状況を乗り越えて、自分の価値観外のことを理解して適応したことですね。

 

レーサーが闘う?

しかしピカチュウはまだましかもしれません。

スマブラにはキャプテン・ファルコンというキャラが登場しますが、彼は元々自分のゲーム内では戦いません。

彼のゲームはバトルゲームじゃなくてレーシングゲームであり、彼はレーサーです。

racing_car

自分は殴り合う存在じゃないという今までの人生の枠組みを超えて参戦しています。何という適応力。

自分の物差しだけで生きていたら決して起こり得ない出来事でしょう。自分が経験していないことを理解し、価値を見出そうとしたのでしょう。

 

「ふつう」というのは思い込み

さて、極端な例を出しましたが、私は多様性とはまさにこういうことだと思っています。

特に日本では、他人と違うことを嫌い、同じであることを美徳とする傾向があります。「こうあるべきだよな」という不文律があまりにも多いのです。

目に見えない物差しが人を攻撃する道具となるとき、自分と同じような価値観を持つ人としか接することが出来なくなります。

その同じような人々の中で、「ふつう」が形成されていくのです。そうなるとふつうじゃない人を簡単に排除します。

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「ふつうはこうだ」という表現は人を理解する妨げになることが多いですし、言ってしまえば意味のない表現だと思います。

ふつうという言葉は自分の主観に過ぎない言葉なのですから。

 

価値観の違いを理解する

さて、自分の価値観と人の価値観は根底から違うという認識がしっかりしていると、人との付き合いがスムーズになります。

さきほど、いつも何かと噓を吐いて誤魔化す人の話をしました。そこで「この人はおかしい」と思うのをいったん止めて、何でそういうことをするのか考えてみるのはどうでしょうか。

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実際に話を聞いてみたら、小さい頃何でもかんでも率直に言いすぎてトラブルを巻き起こしてきた経験があり、曖昧に話した方が問題にならないと実感しているがゆえに、良かれと思ってそのようにいつも誤魔化すのかもしれません。

聞いてみて、相手の価値観を理解しない限り、実は私たちは何もわからないのだと思います。

何も聞かずに自分の人生経験から来る推測をすると、高い確率で外れます。

人はあまりにも違うからです。また上で述べたように、人は放っておけば自分と価値観の似ている人ばかりと仲良くなるからです。

 

個性を受け入れ多様性社会へ

自分自身の枠組みに当てはまらない人ほど、自分の視野を広げてくれる人なのは間違いないでしょう。

さぁ、自分の価値観に合わないからと言ってすぐに排除するのをいったん止めてみましょう。

それだけではなく、何か違う価値観を持っているんだなと遠くから見ているのも卒業しましょう。

そういう人にこそ近づいて、「どうしてそう考えるのか?」偏見なく聞いてみる。

そうすると、自分の想像もしなかった答えが返ってくることがあります。こんな人がいるのか!という衝撃です。

そういった経験を積んでいくと、人間の個性がとても美しく輝いて見えるものです。

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多様性を楽しみ、ポケモンの世界だけではなく、スマブラに参戦できる我々になってみるのもいい人生なのではないでしょうか。

(広報担当T)

コメント

  • 発想面白い

    by 晴 €2017年9月7日 11:17 PM

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