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「未来を考えるということ」

time 2017/05/22

「未来を考えるということ」

今日は、最近少し取りざたされていた「こども保険」について考えてみたいと思います。

「こども保険」とは、自民党の若手議員が提言している政策です。

一言で言えば、「医療保険などの社会保険料を少し上げて、保育園を無償化し、人口減少に歯止めをかけよう」というものです。

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この「こども保険」には、2つの目的があるようです。

 

(1)年金、医療、介護には社会保険があるが、喫緊の課題である子育てに社会保険がない

→「全世代型社会保険」の第一歩として、子どもが必要な保育・教育等を受けられないリスクを社会全体で支える「こども保険」を創設

 

(2)世代間公平実現のために、社会保険料を横断的に議論する新たなフレームワークを設定

→医療・介護の給付改革とこども保険のための財源確保を同時に進める

→真の「全世代型社会保障」を実現していく

「こども保険」について小泉進次郎に文句つけに行ったのだけど(駒崎弘樹)- 個人 – Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/byline/komazakihiroki/20170330-00069324/

 

ただ、これに対しては、いろいろ物議を醸し出しています。

例えば、「消費税増税や国債発行ではなく、なぜ、保険料なのか。」、「その保険を誰が負担するのか。」などです。

 

一部紹介します。

 

社会保険というのは保険ですから、病気になるリスク、長生きするリスクに備えるための大数の法則に基づく制度です。ところが小泉氏は、子どもが減れば社会保障の支え手が減る、その社会全体のリスクに備えるのが「こども保険」だという。大数の法則とどう関係あるのか、意味不明です。

成果を焦った小泉議員の「こども保険」-雇用保険料に飛びついただけの“事の顛末”(足立康史)- BLOGOS(ブロゴス)
http://lite.blogos.com/article/222188/

 

現在の社会保険料に定率の増加分をのせて、それで教育の無償化を狙うスキームである。「こども保険」と呼ばれているが、実体はただの「こども増税」である。(中略)消費税増税シフトを狙う政治勢力の思惑ではないか、と推察することは可能だろう。

小泉進次郎が「こども保険」にこだわるホントの理由はアレしかない『田中秀臣』
http://ironna.jp/article/6525?p=2

 

Twitterでは

反対派

 

感情論では、

https://twitter.com/tokumeisan2017/status/847210115040030720

 

賛同派

https://twitter.com/asami008/status/847210686023311361

 

こうした意見もあるようです。

小泉議員らの真意

当の小泉議員を代表する若手議員は、ネット上の批判にすべて答えるとして、BuzzFeed Newsの記事で「こども保険」を提言した真意を語っていました。

少子化で滅びゆく日本を救うか 「こども保険」提言した小泉氏ら自民若手の真意

 

この中で、小泉議員は、「日本を支える社会保障制度の持続可能性が問われる中で、制度を崩壊させないための備え。子どもを社会全体で支えるという国づくりの方向性を示すものです。子どもがいる人、いない人にかかわらず、子どもは国の宝だ」と訴えていました。

 

「子どもを社会全体で支える」という価値観を普及したいそうです。そうした理念ゆえに、地元の演説会でも、親子で参加可能にして、「赤ちゃんが泣いてもいいですよ」とポスターで呼びかけるという工夫をしているようです。

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いわく、「今までだったら、政治の場で赤ちゃんが来て泣いたら、うるさいから外に連れてってよみたいな雰囲気があったと思うんです。けれど、僕の報告会はそんな雰囲気ないです。『泣いてもいいって言ってるからね』みたいな。それが全体に対してものすごくいい雰囲気を生む」

 

「こういった場づくりを当たり前にして、世の中のあらゆるところが子どもがいて当たり前という環境づくりをすべきだというのが僕のメッセージなんです」

 

ゆえに、未来に負担を残す国債は発行したくないんだとか…。

未来を考えるということ

極めつけは、小泉議員は、未婚で、子供もいないようですが、それこそが、「こども保険」政策の説得力を与えられると言っているそうです。

 

「こう言えるんです。『俺は子どもいないよ。だけど、こども保険が必要だと訴える。子どもがいようがいまいが、自分ごとなんだよ』」

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今日、子どものいない人や性的少数者の方、社会的地位の低い女性…など、世の中がマイノリティーの人たちに対して敏感になってきています。

このような世の中では慎重に発言せざるをえないですし、多くの方が発言を控えています。

そんな中、「国の未来を考えるなら、どんな立場にいる人も、子どものために、社会全体で負担しよう」と堂々と言えるなんて、とても勇気があるなと感動してしまいました。

 

政策については専門的な分野からもっと検討が必要ですが、さらに必要なのは、私たちの社会が何を大切にしていくかという価値観なのかもしれませんね。

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政策には立案者の価値観が影響するそうです。議員立法は非常に少ないようですが、社会を良くしたい、日本をもっと良くしたいという動機で議員になった人であれば、ぜひ大学教授など各界専門家とのパイプを強め、立案力を高めてほしいですね。

 

私たち国民としても、今社会が抱えている課題を研究して、正しい情報や意見を発信するなど、できることをやっていきたいですね。

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未来の日本がより良くなりますように。。。

(広報担当N)

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