World CARP JAPAN(カープ)公式Blog

カープの最新情報やコラムをアップします!

第一回 政策立案コンテストを行いました!

time 2016/07/12

第一回 政策立案コンテストを行いました!

去る7月2日、神奈川県の会場にて、『第一回 政策立案コンテスト』を行いました。
普段は、それぞれの大学で活動しているCARPの学生達ですが、北は仙台、南は福岡まで全13チームが集い、政策を競い合いました。
そして、グランプリには、お茶の水女子大学CARP。準グランプリには、東京大学CARP、岡山大学CARPが選ばれました!
約2ヶ月間で、現在の社会的な問題について研究し、解決策を立案しました。勉強やサークル活動で忙しい中、合間を縫って、真剣に取り組んでいたようです。

この度、政策立案コンテストを行うに至った背景の1つに、投票率に現れているような、若者の政治離れがあります。実際、20代の衆議院議員総選挙の投票率は、約50年前には6割あったものの、現在はその半分にまで落ち込んでいます。世界では紛争やテロ、日本国内においては、少子高齢化、地方の衰退、学校でのいじめや家庭内暴力(DV)など、決して無関心ではいられない深刻な問題が蔓延しています。こうした問題も、その要因が複雑化しているため、政府だけで解決するのは困難です。若者をはじめとした市民や企業、NPOなど様々なセクターが一緒に問題解決に取り組む必要があります。大学生たちには卒業後、具体的にこうした社会問題を解決していくことが期待されています。
「政策立案コンテスト」には、大学生達が、若者らしい情熱や創造性を活かして、世界平和やこの日本の平和実現のために真剣に考え、課題解決のために努力する平和世界実現の旗手になって欲しいという願いが込められています。

今回のコンテストには、の大学教授や専門家をお招きし、審査をお願いしました。テーマは、大きく分けて「家庭問題」、「教育や人材育成」、「地方創生」、「日韓関係改善」の4つでした。審査は以下の三つのポイントで行なわれました。

①現状や課題を十分認識しているか
②政策案に独自の考えが盛り込まれているか
③実現に向けた現実的で建設的な提案になっているか

栄えあるグランプリに輝いたお茶の水女子大学CARPは「中学生の保育体験」という政策を立案しました。悲惨な児童虐待事件が問題視されている中で、「こどもたちが家庭をもつことに希望をもてる社会をつくろう」という政策を立案してくれました。具体的には、「ちびっこ先生の1日出張授業」というもので、一部の地域ではすでに行われているものだそうですが、そこに地域で連携するための具体的な方策、「出張授業」の内容、予算など、非常に分かりやすくまとめ、すぐに実施を検討できる段階まで練られていました。審査員の先生方も、ぜひ実施して欲しいと評価しておられました。
1
▲お茶の水女子大学CARPのプレゼン一部

また、準グランプリには、東京大学CARPは男子学生三人で将来の奥さんのために、「待機児童問題」を解決したい、と政策を提案してくれました。現政策の問題点から政策にかかる予算の計算に至るまでよく考えられた、「さすが東大生」という内容でした。
もう一つの準グランプリである岡山大学CARPは「子育て支援」に関する政策でした。地域の三世代が一体となることができる良い提案でした。
受賞しなかったCARPも、法律や予算など、政策の実行性の面ではまだまだ検討の余地があるものの、独創的な提案が多く、大学生の可能性を感じるコンテストでした。簡単に、参加したチームのテーマと内容を列挙します。

東北大学CARP「道徳教育」
・夢や志を持つために偉人を参考にした道徳教育モデルを考案。

新潟大学CARP「若者の政治関心」
・若者の政治関心意欲向上のために世代別選挙区、世代別政策を導入。

東京大学CARP「待機児童問題」
・育休後の在宅ワーク、育児インターンシップを企画。子育てと働きたいという二つのニーズを満たす提案。

早稲田大学CARP「待機高齢者問題」
・待機高齢者問題に対しシェアハウスという選択肢を提案。

お茶の水女子大学CARP「家庭崩壊問題」
・家庭の価値を知るため、中学生が育児体験をする。

八王子CARP「若者の政治関心」
・八王子市の家庭票導入。若者の投票率が低い。若者向けの政治が行なわれるような仕組みとして家庭票を導入する。

名古屋大学CARP「防災広報」
・Facebook、地域新聞で防災情報を共有し、意識を高める。

金沢大学CARP「国学・道徳教育」
・道徳教育の必要性が問われている。日本の歴史を学ぶことで教育していく。

京都大学CARP「防災キャンペーン」
・防災意識を持つために防災の日というシステムを作る。クリスマスのように企業が防災の日を有効活用することで防災意識を高く持たせたい。

広島大学CARP「日中関係」
・東南アジアとの関係を深めることで中国を牽制する。

岡山大学CARP「子育て支援」
・公民館で、いきいきクラブを開催。地域の老人が地域の子供達を一緒に育てる。コミュニティ形成。

九州大学CARP①「日韓関係」
・旅行で良好。修学旅行、文化祭を企画し、関係性をよくする。

九州大学CARP②「週二の道徳教育」
・いじめをなくすため、座学と実践を合わせる。ロールプレイングなどでいじめの辛さを体感。

後日、詳細な内容などご紹介できればと思っています。

参加した学生たちからは、「チームで意見を出し合って、批判的意見を受け入れて向き合いながら、1つのものを作り上げていく大切さを知った。」、「勉強していく中で、始めた頃より、なんとかしたい。解決したい思いが強くなった。」、「これからも、日本や世界が抱える問題解決について考えていきたい。」といったうれしい感想が寄せられました。
はじまったばかりの取り組みではありますが、学生の潜在能力の高さ、そして、日本をより良くしたいという熱意を感じさせられる素晴らしい時間でした。

down

コメントする




プロフィール

公式Blog

公式Blog

W-CARP JAPAN 広報担当です
Newsやコラムをあげます
よろしくおねがいします