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受賞者インタビュー②N・Mさん

time 2012/03/03


受賞者インタビュー2人目です。

今回は「佳作」を受賞した、N・Mさんです。

論文名:大学のカルト対策と信教の自由-岡山大学の事例を中心に―

 


   今回は「佳作」ということで、おめでとうございます。

ありがとうございます。

 

   今回の結果を受けての率直な感想は?

今回、佳作ということで、非常に高い評価をしていただき、うれしく思います。ただ、論文の出来に関しては、まだまだ詰めが甘いと感じるところもあり、納得のいく出来ではありません。

それでも、この論文をいろんな人に読んでもらいたいと思っています。そうすることで「カルト対策」の問題に対して、より発展した議論が生まれてくるのではないかと期待しています。

 

   論文の中で一番伝えたかったことは?

 

「カルト対策」によって心を痛めている人もいるので、この問題に関しては非常に憤りの思いがありました。しかし、論文を書く際には、できるだけ客観的に見るように心がけました。しっかりとした論理展開でこの問題を訴えていきたかったからです。

一つ提示したかった部分は、国立大学法人の行う「カルト対策」が、「国家行為」に当たるのかということです。詳しくは論文に書いていますが、そこを自分なりに示していけたのはよかったです。

もう一つは、「信教の自由」に関してです。恵泉女学園大学の川島教授は「大学と学生」(日本学生支援機構発行)に掲載された論文の中で、「カルト」の特徴・問題点の一つとして、「性の管理」という部分を挙げています。しかし、これに関しては、統一原理の核心部分に触れる内容であり、これを理由に「カルト」と問題視するのは、信教の自由の侵害につながります。公的機関がそこに対して良し悪しの判断をするのは明らかに不当なことだと言わざるを得ません。

この2点を提示できたのはよかったと思っています。

 

   論文を書く中で感じたこと、学んだことは?

現在、世間で使われている「カルト」という言葉は、人を不安にする非常に強い力を持った言葉です。ですから、「カルト」という言葉の使い方は、間違ってはいけないということを強く感じます。

今回、参考となる資料を読みながら、勇気づけられることがありました。資料の中で、「拉致監禁がなかったら、『青春を返せ裁判』はなかった」という主張が論理的に書かれているものがあり、とても説得力がありました。自分たちは間違っていないと強く思えて、勇気付けられました。

改めて、「知る」ということの大切さとその強さを学び、「知の力」を実感しました。周囲の言葉や風潮に流されることなく、自分の主張を強く持たなければならないと思います。

 

   ありがとうございました。

 

 

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